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第31回伊那谷文化祭 | Home | 初春を寿ぐ竹田人形館
2017/12/07 6:27 | 印刷
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国の重要無形民俗文化財に指定されている遠山の霜月祭りは、上村・南信濃の各神社で湯立て神楽が奉納されます。

社殿の中央に設えた釜の上には神座が飾られ、湯を煮えたぎらせて神々に捧げます。祭りのクライマックスを迎えると天狗などの面が登場し、煮えたぎれる湯を素手ではねかけます。ふりかけられた禊ぎの湯によって一年の邪悪を払い新しい魂をもらい新たな年を迎えます。
祭りは夜間におこなわれますが、これにも重要な意味があります。
神は昼間でなく夜に迎えてまつるというのが日本の祭りの古い形でした。
太陽が沈む夕刻の頃に神々を迎え、一夜を徹してもてなし、夜明けに神々を返すのです。
祭りを終えて迎える日の出は、新たな太陽のよみがえりを意味します。
祭りをつとめ上げた村人たちは、それを拝むことで自らの活力のよみがえりを実感するのです。

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