雪を豊年のしるしとして大切に扱って豊年の祈りを込めた神事。国重要無形民俗文化財。
遠山郷は古来、信濃国伊那郡江儀遠山の庄と言われ、歴史のなかで最初に顔を出すのは、文治二年(1186)に編まれた「吾妻鏡」においてです。煮えたぎる神々の湯を浴びて、里人たちは身を清め、春まく種も稔り豊かに、平和で豊かな里であることを祈願します。
遠山の里に古くから伝わる「霜月まつり」は、両部神道による湯立祭りで、清和天皇の貞観年中(859~876)に宮廷で行われていた祭事を模した湯立が、ほぼ原形のままで伝承されていると言われています。
霜月祭りの日程
遠山郷(南信濃・上村)観光案内所 Tel0260-34-1071