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電子書籍 「気になる こんな実態(失敗に学ぶサラリ-マンのマイホ-ム取得学)」シリ-ズ第1編 「心構えと業者対応の基本編」を何回かにわたって少しずつブログでご紹介しています <その7、10/25up>
4) 逆に、とても信頼できる業者であることが確実に確認できた場合は、住宅という不動産取得(建築も含む)に関するあなたの都合・条件をすべて正直に説明し、あらゆる面でのアドバイスを求めることが、業者との信頼関係を築く基本です。
あなたが業者を信頼して説明をすることにより、信頼できる業者であればあるほど、この信頼に応えようと、親身になってのアドバイスや提案をしてくれるのが良い業者であると判断してよいでしょう。
それがあなたが満足する結果を得ることにつながります。
<「2012.1.18 Facebookへの投稿記事>
全国宅建業保証協会の活動の一環である「不動産無料相談(毎月1回実施)」の相談対応者として、長野県宅建協会中信支部会館に見えられた相談者にアドバイスと厳しい忠告もした。
相談内容は個人情報であるため、具体的には記すことはできないが、相談を受けてみての感想を記してみたい。
① いつの相談時でも感じることだが、相談者は
不動産業者が一方的に悪いと決めつけて苦情申
し立てをしてくる傾向が強い。
しかし相談者も不動産という高額な売買をする
に当たっての事前の最低必要勉強があまりにも
不足していることが多いように感じる。
不動産業者の言うがままに契約書類に署名・押
印してしまう危険性をもっと認識すべきで、署
名・押印はそこに大きな自分の責任が発生す
ることを自覚してほしい。
② 一般生活用品を買うとき、どのお店に行くか、
どのメ-カ-のどの品種の用品を購入するかは、
その商品購入関係知識については素人であって
も、当然ある程度の調査・認識は持って対処し
ているはず。
しかし、最も高額な不動産購入において、いく
ら専門的知識と経験が無いとは言え、あまりに
も業者依存が過ぎている傾向が見られる。
自らの勉強不足がトラブルを招きこんでいると
言っても言い過ぎではないケ-スもある。
「不動産業者がこうしろと言った、私は素人で
何も知らなかった。」というのは、トラブルと
なってしまってからでは、言い訳でしかない。
③ 不動産業者サイドにおいても、
A) 契約締結前の詳細点の説明不足
B) 誤解されないための取引関係の具体的
事例提示不足
C) 法令改正に応じた売買形態の適正化・
レベルアップ不足
D) もうけ優先で素人だましに近い契約形
式・業務推進ステップとり
等が見られ、適性取引意識の改善、業者知識
・接客レベルの向上がまだまだ必要。
とかくトラブルを提起される業者が、協会の中
の一部の特定業者に常態化している点は大
いに問題とし、その業者への指摘・指導を強
化すべきである。
一部の悪評が協会全体の評価低下に発展してし
まう損失はとても大きい。
④ 所有権移転登記に関して、中間省略登記が
法的に禁止されてから久しいが、今回の相談
においてもいまだに中間省略登記実態が見ら
れ、司法書士業界のみならず、不動産業者
も関係してくる面があることから、一体と
なった業務改善を計らねばならない。
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