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電子書籍「失敗に学ぶサラリ-マンのマイホ-ム取得学」の内容紹介  | Home | サラリ-マンの住宅取得学(その6 9/17UP)
2013/09/10 14:55 | 印刷
[住宅取得]

当社が出版した「気になる こんな実態(失敗に学ぶサラリ-マンのマイホ-ム取得学)」シリ-ズ第1編「心構えと業者対応の基本編」を何回かにわたって少しずつブログでご紹介することにいたしました。 <その5、9/10>

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気になる こんな実態(失敗に学ぶサラリ-マンのマイホ-ム取得学)

1.あせってはいけません。
<目次ペ-ジへ>

決してあせってはいけません
「土地だけあるいは建物だけを先行させて購入決定・契約をしてはいけません。」
① 土地
② 建物
③ 融資・返済(予算配分)
この3点を同時進行検討し、それぞれがある程度の見通しがついた段階で、初 めてあなたは署名したり、押印したり、手付け金・契約金等のお金の支払いを 実行に移す。
上記3点の見通しがある程度つくまでは、あなたは
「いつでも断ることができる状況で、業者対応する。」
ということがポイントです。

その理由は、先に土地を決めてしまって、後で建物の検討をすると、思いのほか建物予算がオーバ-してしまい、
① もっと郊外の安い土地にすれば良かった。
② もっと面積を少なくすればよかった。

逆に建物予算が余った場合には、
① もっと広い土地あるいはもっと街に近い土地にすべきであった。
② もっとス-パ-や学校に近い場所にすべきであった。
といったような後悔をされた方が、過去のSE社員の中でかなりおられたからです。

予算配分の見通しをつけないまま、あせって発車してしまったのです。
(私がSE労組と共催した「住宅相談受けと住宅セミナ-」の効果が出てきたのか、ようやく近年はこうした後悔の相談はほとんど聞かれなくなってきましたが。)

2) 近年、建築関係の法的責任体制がようやく明確にされつつあり、この動きを学んだうえでの業者選定・見積内容確認が、住宅建築を進めるうえで重要ポイントとなってきました。
マイホ-ム取得を目指すあなたには事前勉強が絶対に必須です。
ぜひマイホ-ム取得推進の苦労をいとわないでください。


耐震偽装の問題をきっかけに、ようやく平成20年11月以降から、建築請負契約締結前に、契約内容に関する重要事項説明が法的に設計・建築業者に義務づけされました。

設計監理・現場施工監理(建物に問題が発生しないように監理責任を持つこと)に関して、専攻設計士制度(意匠設計・構造設計・施工監理等)が設定され、お役所へ審査を依頼する建築確認申請書に、責任者名・資格を明記するとともに、各種法改正に合わせた研修制度も必修となりました。

したがって、この責任者がきちんと資格を持った本人かを確認し(まだまだこの資格を持った人がいない施工業者が施工をしている実態が見られます。)、重要事項説明がしっかりしているか、内容も確認しての業者選定・契約締結をしてください。

そのためには、マイホ-ム取得推進を計るあなたが事前によく勉強をし、ある程度の知識を持つことがどうしても必要なのです。
(素人だからという甘えが許されなくなってきています。)


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