最近、日本周辺での国境を巡る主導権争いがエスカレートしています。
実は今現在も、日本国内には都道府県や市町村の境界がはっきりしていない地域が結構あります(境界未定地域といいます)。
地図上はちゃんと県境の線が引かれていますし、どうやって都道府県の面積を算出しているのだろうという疑問が出てきます(実際には境界未定地域は面積に含まれていないようです)。
都道府県間には全国で14か所(数え方によりますが)、市町村間には多数あります。
わが長野県にも県境の未定は2カ所ありますし、近くの市町村間では高ボッチ山の山頂あたりで塩尻市と岡谷市の境がはっきりしていないようです。
不動産においても境界がはっきりしないことは多々あります。私ども不動産業者にとっても、境界については最も気を遣わなければならないことの一つです。